あや丸日記

■□■ 2001年7月 ■□■

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終身雇用の崩壊。

2001年07月31日(火)

松下電器の「早期退職優遇制度」導入のニュースが飛び込んできた。

私は社会情勢に疎いところもあるけれど、

リストラ世代の父を持てば否応なく関心が向いてしまう。

松下電器は、過去の不況時に終身雇用制度を止めなかったそうだ。

退職が迫られる中での雇用の保証が、社員に意欲を与える結果となって、現在にいたるという。

それが、松下幸之助氏の社員を思う心であり、力だったのだろう。


私たちの世代は、終身雇用に対して魅力を感じない世代でもあると言っても過言ではない。

事実、転職するということは、今や珍しいことではない。

リストラギリギリまで働くか、見切りをつけるか。

世代間でもその考え方は変わってきているのかもしれない。

それが前回のダイエーの依願退職を募った時の結果に表れている気がする。

父の世代は、どんなことを考えて、今の不況を乗り切ろうとしているんだろう。


参院選、一夜明けて。

2001年07月30日(月)

今回の選挙結果は、今朝の新聞で知ることになった。

予想通り、ライオンハートの勢いは止まらなかった。

それはそれとして納得できる。

私自身、期待していないわけではない。

勝者が与党であっても野党であっても、改革の必要性に変わりはないと見ているから。


今日1日、テレビの報道をいろいろと眺めていた。

そんな中で、許せない発言を耳にしてしまった。

「党の政策などを把握した上で、自分の活躍は次回以降になるだろう」

このような内容の発言・・・唖然としてしまった。

今すぐにでも改革を、景気対策を・・・それを望んでいる人たちが日本にあふれている。

昨日の日記にも書いたけれど、「待ったなし」なのだ。

これが今回当選して、国の中心になって改革を進めていく議員の台詞なんだろうか。

ごめんなさい。ちょっとだけキレさせてください。。。


日本国民をナメとんのか〜〜〜!!ボケ〜〜〜!!


自分は入れなくてよかった・・・正直な気持ちです。

でも、そんな議員は放っといて、国もがんばってほしい。


福島脱出!

2001年07月29日(日)

寒い!そう感じたのは23℃の朝。

長袖シャツを着込んで参議院選挙に行ってきた。

ホントを言うと、投票直前まで誰(どの党)に入れるか考えてた。

書き込むボックスで、しばらく張り出された候補者名を眺めてた。

不景気の波も、リストラの現実もすぐそこまで来ている。もう「待った」はなしだ。

だからこそ、結果の予想とは裏腹な答えを出してきた。

今回ほど迷った選挙なんてあったかなあ。。。


午後、福島県を脱出!茨城県に入っちゃった。

初めて高速料金の割引チケットを使って、一緒に行った親友と感激の涙(TーT)

(障害者割引・・・これで感激するのもどんなもんかなあ。。。)

今日のお目当ての喫茶店は、なんと水だしのコーヒーがあるとのこと。

麦茶じゃあるまいし、コーヒーって水だしできるわけ?

半信半疑だったけど、出てきたコーヒーは水出しにしては濃くて深い味わいでGood!

こんなに濃くなるまでには時間もかかってるだろうなあ。

味わっていただいてきた。。。おいしかった〜*^_^*


で、その喫茶店ではグラスや焼き物のコーヒーカップなどの販売もやってたの。

かなり私好みのものがたくさん並んでたのよ〜〜〜ん♪

アマチュアの?焼き物師が焼いたコーヒーカップで、

高いもので3600円とか4000円を超えるんだけど、素朴さがたまらないの。

雑貨屋さんってすごく大好きなんだけど、

最近は焼き物風の素朴なものを扱う店が減ったような気がする。

忘れていた感覚に再会したみたいで、しばらく幸せにひたっちゃった*^_^*


最後の最後でまぬけだったのが、帰り足の10分かそこらでまた車酔いしちゃったこと。

もう、信じられないっ!なっさけな〜〜〜い!...(_ _)...

10代後半には、3時間車に乗ってても平気なくらいまで克服してたのに。。。

たまに遠距離の外出してないとダメなのかなあ。

でも、すっげー楽しかった!!酔っちゃったけど、行けてよかったって思う。


カラオケ三昧。

2001年07月28日(土)

久しぶり。3時間歌ってきちゃった♪

さすがに新曲オンパレードというわけにもいかなくて、

1○年前までさかのぼってしまった(^_^ゞ

(ドリカムの新曲〜ジッタリンジン付近まで猛ダッシュ!)

やばいなあ。年バレるよ。

でも、ホント、最近の曲って歌うのが難しいと思う。

かろうじてテンポについていってる感じで、

とてもうまく歌おうなんてところまで気が回らないや(^_^ゞ


時々親と行くこともあるんだけど(イマドキ珍しい?)、親の世代の曲は歌いやすさ抜群。

もちろん、いい曲もたくさんあるから、行く人の顔ぶれに合わせて歌い分けてたりする。

だから年わかんないって言われるのか。

そういえば、最近、なまってるって言われたっけ。

やべ〜な〜。やっぱりもう少し若がえんねっきゃダメけ〜?


サマーバケーション。

2001年07月25日(水)

土用の丑の日=「う」の付く食べ物を食べる日。

一番人気はやっぱり「うなぎ」なんでしょうが、お昼、「うどん」を食べてしまいました。

だって、我が家での一番人気の登場は夜って決まってるんだもん♪

そんな私に罪はないよね(^_^ゞ


今日はいつもより涼しかった。

だからか、日中派手に外出したわりに元気だったりするp(^_^)q

外出の一番の目的は『千と千尋の神隠し』を観に行くこと。

映画館の入り口まで人が並んでて、もうびっくり!

エレベーターを使うつもりだったんだけど、

順番があるからそうもいかなくて、階段でがんばっちゃった(^_^ゞ

内容?・・・それはひみつにしておきます。

だけど、感想をひとついえば、10歳の女の子の未熟さの中に秘められたたくましさを感じたかな。

ひ弱にも見える今の子供たちの中にも、あんな潜在能力は隠されているのかな。

そう考えると、未来を担う若者たちに頼もしささえ感じてしまう。

とにかく、ひとことでは表しきれない深みがあったと思う。

自分が10歳の頃と重ね合わせてみる・・・それもひとつの楽しみ方かも。


さらに、友達に海まで足を伸ばしてもらった。

さすがに平日。。。ピークに比べたら人気は少ない。

でも、私的には人が少な目くらいの方が海をじっくり眺めることができて気持ちよかったりする。

そこででっかいカキ氷に出会った。

12〜3cm台のカップにガリガリと氷を削っていくんだけど、

どんどんどんどんどんどんどんどん山が高く高くなっていって。。。

しまいにその高さは20cmを軽く超えていたと思う。

えぇぇぇ!うそっっっ!?これがカキ氷?こんなに食べられるわけ?

正直言って、食べきれる自信がなかったりして。

いや、それよりもいかに雪崩を起こさず食べるか。。。かなり本気だして食べちゃった。


久しぶりの感動で幸先いいわ♪・・・今年もいい夏なるぞ*^_^*


油断。

2001年07月18日(水)

涼しいぞぉぉぉ。。。っと油断していた。

今日の室温は28℃。エアコンなしでも超快適♪

昨日の土砂降りのおかげで土がやわらかくなってて、

庭の仕事(連日たまった草むしり)もはかどるはかどる。


ところがどっこい。。。来たよ来たよ来たよぉぉぉ。

関節が痛いぞぉぉぉ。。。。。。

夜になってダウンしました(^_^ゞ

急激な変化に敏感な私のリウマチくん。

昨日の湿気の亡者に襲われたのもあるんでしょうが、

暑い日との気温差5〜6℃の影響が大きかったと思われる。

(暑くても寒くてもダメなんて、、、まいったなあ(^_^;))

やられた。。。今日はもう寝る寝る寝る〜〜〜。


侵入者。

2001年07月16日(月)

今日の暑さはまだましかなあと思うのも、33℃の気温のおかげ。

ここ2日くらい34℃に襲われ、たった1℃の違いもけっこう敏感に感じちゃう(^_^ゞ


そんな中、庭にジョーロでパラパラと水をまいていたら、2匹の侵入者を発見!

この暑いカラカラな中に、カタツムリくんがのへ〜っと花の上にへばってたの。

そうか、まだ梅雨なのね・・・一応。君の季節だったのよね(^_^;)

ジョーロの水・・・気持ちいい?


でも、このままでは花が食べられてしまうということなので、

日陰の涼しい草むらに移動してもらうことにした。

殻をひょいっとつかんで顔をよく見せてもらうと、

「おいっす!」とでも言うように、角をうに〜〜〜っと伸ばしてくれた。

キミ、なかなか愛嬌がいいじゃな〜い*^_^*

放してやってから1時間後、彼らはどっかに消えてしまった。

この暑さ。。。ちゃんと乗り切ってくれてるかしら。


極めつけ?

2001年07月13日(金)

昨日の記録をさらに更新。

あや丸家ではついに36℃を体験してしまった。

かすかに吹く風も、ぬる〜い温風で、吹いてもあんまり意味がない。

こりゃだめだ。黙って座ってても汗が流れる。

あや丸よりさらに根性の座った母も、エアコン部屋に逃げ込んだ。


フェイスタオルを水でゆすいでぎゅっと絞って冷蔵庫にしばらく眠らせる。

(握力50台の手で絞るんだから、かなり水を含んでたけど(^_^;))

とっても旧式なんだけど、あや丸はこのおしぼりで耐えた。

ひんやり水を含むタオルで顔や腕をさっと拭いて、

扇風機を一気に回す。。。たまらんのです、この快感が。

(これってすでにオヤジですか?)


午後にはすさまじい雷と土砂降り。

きっとあの雷は3ヶ所くらい落ちただろうなあ(^_^;)

すごいと思ったのは、コンクリートに付く降りかけの雨の跡が、あっという間に蒸発して消えていくこと。

人間さまもかなりカラカラだったけど、地面はもっと熱かったのね。

これぞ36℃の威力なのだ(^_^;)


ここは熱帯。

2001年07月12日(木)

ついにきた!

部屋の温度計は35℃の王台に乗ってしまった。

暑い、、、暑すぎる、、、。よろよろと冷蔵庫をあさる始末だ。

さすがに33℃を超えたあたりで、エアコンのスイッチをオンにした。


しばらく締め切っていたエアコン部屋に入ってみた。

う〜む、涼しい!これぞ快適空間!!

28℃くらいまで下がってるかしら。。。と温度計をのぞいてみたら、

な、なんですとぉぉぉ!?温度計は30℃だった。

おまけに、これ以上温度は下がる気配がなかったのだ。

ま、負けた。。。30℃を涼しいと感じてしまうなんて。。。

ピコピコハンマーで頭を殴られた気分だった。


やっぱり異常。

2001年07月11日(水)

九州より早く関東甲信地方で「梅雨が明けたとみられる」らしい。

そんなバカな。。。と思うけど、九州地方はすさまじい雨模様。

土砂崩れや川の氾濫も心配だというから、やっぱり梅雨明けはまだなのよね。

それとは裏腹に、こっちはかなりの上天気。気温も32℃まで上昇。

まずいんじゃない?水不足は平気なのかい?

九州の雨、1/3もこっちにいただけないかしらん(^_^;)

まったく異常気象だわ。。。


今日は通院日。暑い中、がんばって病院に行ってきた。

例によって痛いところを説明してきたんだけど、

どうもじいさん先生と話が食い違ってるような気がする。

指や肘をコッキンと曲げてみて、うんぬん。

「うーん、これは脱臼の方の痛みだね。痛み止めも効かないもんね。」

腫れてきてるのかもしれないからと、じいさん先生が塗り薬を出してくれた。

脱臼に対する痛み止めはなかった。。。やっぱりこれもだますっきゃないのね。

(しかし、だましきれるのか、、、こんなクセみたいに慢性的な脱臼(^_^;))

これもリウマチのうちに入るのかな???

まあ、でも、まだいけるよ。がんばるっきゃないさp(^_^)q


夏の香り。

2001年07月08日(日)

本日、花ござを買ってきた。

お部屋を夏バージョンに衣替えなのです*^_^*

でも、サイズがうまく合わなくて、2枚を部分的に重ねる羽目になっちゃった(^_^;)

(2枚合わせて税込み3700円なり)


まずはベッドを2つにたたんで移動し、1枚目を敷く。

続いて、テレビ台&鏡台をずらしたり傾けたりして2枚目を敷き、隅を押しこむ。

な〜んて、実は私の手には負えず、家族の助けを借りることに(^_^;)

けっこう大騒動になってしまったんだ。

「どっちみち、こういうことはみんなで一気に片付けた方が早いのよ(^_-)~☆」と親。

ホントに助かった。ありがとうね(^_-)~☆


部屋の中にい草のいい香りが漂う。。。これぞ夏の香り*^_^*

新しい畳やござの香りってすっごく大好きだ。

(これに、のれんとかブタ蚊取り線香でもあれば、和風の極み?)

これだけでかなり涼しくなったよね〜〜〜と家族みんなで満足顔。

幸い、私の部屋はキャスター付き&軽めの籐の家具に変えてあったので、

動かすことにそれほど神経質にならなくてすんだのだけど。。。

こんな風に大変な思いをすると、

もっと楽にできるアイデアを考えなきゃっていつも思う。。。ちょっとした裏話だ。


フランダースの犬。

2001年07月03日(火)

といえば『パトラッシュ』なんでしょうが、今回はあえてネロの方に目を向けてみる。

彼が見たかったという聖堂のルーベンスの絵。

いったいどんなものだったのだろうか・・・って思っていた。

その「ルーベンス」の絵を見ることができた。

美術館で『黄金期フランドル絵画の巨匠たち展』なるものを見てきたんです。


ヨーロッパの絵画はべたべたでこってりとした油絵が多いと思っていたんだけど、

意外にもしっとりした感じのやわらかさを感じた。

聖母マリアやキリストの絵もそこにはあったのだけれど、

わりと目がいったのは川原や町の中に溶け込んでいる人々の動きや表情だった。

針の穴を思い出すような木の葉の細かい筆遣いがすごい。

さらに、あまりにも深い色使い(うす暗い感じ?)で、

近づいて覗き込みたい衝動にかられるところも魅力的。

人や魚、鳥などは、今にも動き出しそうだった。


1500年頃・・・日本は何時代だろう。室町時代頃?

(もう少しまじめに勉強しておくんだった(^_^ゞ)

時代が違いすぎるよなあ。。。ちょんまげの時代だもんね(^_^;)

描かれるスケールを見ても、日本は島国なんだなあと感じる。

(でも、私はその島国日本が大好きだけどね(^_^))

「フランダースの犬」のネロは、どんな思いでその絵を眺めてたんだろうね。




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